憂鬱なニュース関連

個人間での売買(ヤフオクなど)は可能らしいが、楽器屋じゃ買取も購入もできないようだ。つまり、「ヴィンテージもの」は普通に流通しなくなる。パソコンやプリンタや電話機などは、なぜか対象外。

JASRACの許諾を得ずにアース・ウィンド&ファイアの曲を演奏しただけで、店長逮捕。Jは「音楽文化の発展寄与」をお題目のひとつに掲げているが、CDなどの売り上げ減に伴う収入低下をライブハウスやらダンス教室やらを摘発することで補填しているとしか思えん。むしろ音楽文化の発展阻害じゃなかろか。


生態系の宝庫で「ダーウィンの箱庭」と呼ばれたビクトリア湖、そこに巨大な肉食魚が放たれたことから状況は一変、この魚を加工輸出する工場ができ、あたりの住民の生活は崩壊する。アルコールに浸る男たち、広がる売春とエイズ、粗悪なドラッグによって道に眠る子どもたち。魚を運ぶロシアの輸送機、往路には武器を運んでくるのか……。工場の国際競争力を称賛するEUのミッション。なすすべもないタンザニア政府……グローバリゼーションの奈落を深海の悪夢のように描くドキュメンタリー(グローバル化と奈落の夢)。
「生態系の破壊」どころか、もはや「地上の地獄」状態とか。以前から気になっていたので(山形国際ドキュメンタリー映画祭2005・審査員特別賞+コミュニティシネマ賞受賞)必見だ。