Biff! Bang! Pow! Vol.1

新宿JAMで行われた標記のライブを観に行く。
トップはEXTRUDERS、断続的な音の中に余韻が絶妙に組み込まれた演奏。次のMAKE WONDERは隙間なく倍音が渦巻く。そしてTREEBERRYS、見るたび強さ、さらに倍。新曲も強力でニューアルバムが非常に楽しみ。SUPERSNAZZ、先日同様、客席が爆発(この日は始終爆発してたが)。「男性の喜び組」などMCもオモロすぎ。パーフェクトなスナッズショウを堪能。
トリはSADDLES、1曲目から普段は最後にやる曲(やっと曲名がわかった、「Sky Fall Down」)でスタート。終演後、ある人が「サドルズはもう“見なくてもいい”。眼を閉じて聴いてるだけで頭の中に情景が拡がる域に達している」といっていたが、けだし名言。
先日のペンギンハウス同様、ボーカル塁氏の弦が切れたおかげ(?)で遠藤氏の「ハングリー・ハート」が聴けて、ちょっと得した気分。ツリーベリーズでのベースもいいが、サドルズにおけるガッツ溢れるギタープレイはさらに素晴らしい。

ところで、前々から塁氏は誰かに似ていると思っていたのだが、やっと思い出した。キリアン・マーフィーだ。どうでしょう?
とにかく最初から最後まで楽しめる企画だった。揚巻さんに深謝。次はサージラムをひとつよろしくお願いします。