悪貨は良貨を駆逐する

THE KINKS

Tシャツの続き……の前に、よく晴れた土曜日、まず渋谷のピートモス・レコーズに行く。今月いっぱいで店舗がなくなり、通販中心になるそうだ。寂しい。現在は一部商品をのぞき30%オフ。フレイミン・グルーヴィーズのシングル(Way Over My Head / Shakin')などを買う。
そしてTシャツの続き。ピートモスからハンズに向かい、水性インクなどを買い足して帰宅。作業再開。で、いくつか気づいた点。

  • 同じ版で数枚刷るとき、スクリーン版のインクを「ティッシュなどでふき取ってから行う」とのことだが、ちょっとふいただけでは拭いきれない。やはり豪快に水洗いがいい。
  • しかしスクリーン版を枠ごと水洗いすると、枠の中の未感光部分の乳剤が溶け、再度刷るときにTシャツを汚すことがある。
  • なので、一度露光させてから、枠をはずし、光が当たっていなかったところも露光させ、再度枠にはめて作業するとよい

など。
で、淡色のTシャツに刷るのは結構うまくいったのだが、濃色(黒地や紺地)にプリントすると、どうにも刷り色が薄い。インクがしみ込む感じだ。やはり、黒地のTシャツに例えば白い文字などを刷る場合は、二度塗りするか別のインクを使わなければいけないのだろうか? と思って調べると、「『Tシャツくん』でやる限り、まあこんなもんでしょう」……。
十数万出してコレじゃあ、たまらんのではないだろうか(私はズルしてるのでやるせなさもほどほど)。しかし、「発泡インクを少し混ぜてみては」という案も知る。次の休みにチャレンジしてみよう。調べる過程で、通常版のTシャツくんでデカいサイズのプリントに成功している事例をみつける。いいアイデアだなー、素晴らしい。