ラ(モーン)ズのTシャツ

シネセゾン渋谷、21:20からのレイトショー、勤め人にとってはありがたい。上映前にツタヤで前売りを買う(バッヂが2個とプレスシート付で2,000円というのがあり、思わずそっちを)。
映画終了後、ベラボーな種類が並べられたTシャツに見入る。ラモーンズの来日公演は数回見に行ったが、Tシャツはいつも売り切れだった(そういや映画の中で、CJラモーンが「Tシャツの売り上げを分けてもらえなかった」とボヤくシーンがあった。どこでもメチャクチャ売れたんだろうな)。今さらとも思いつつ、惹かれる一枚があったので購入。リリー・フランキーのデザインによるもの(画像)。バンドロゴが著しくデカく、しかも位置がかなり上にあって、少しストレンジな感じがよかった。リリーTシャツにはオマケでライターもついていた。そういや入場時には、「END OF THE CENTURY」のフィルムをカットしたものまでくれた。お土産多数。リリー・フランキーといえば、文芸誌「en-taxi」に掲載されている連載、「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」を先日立ち読みして、嗚咽を漏らしそうになった。しかも引用されてる相田みつをの詩で。小説というか、母親の闘病記のようなものだが、舞台の多くが馴染み深い笹塚ということもあって、母親の年齢もたぶん近いということもあって、とても冷静に読めない……。