MUSIC MAGAZINE

行儀が悪いのと貧乏性(時間を有効に使いたい)の両方で、食事のときに何か読むものが欲しくなる(もちろん「一人で食べるとき」だけ、ですけど)。
今日の昼はラーメンでも食うかと外に出たのだが、目的のラーメン屋の近くに古書店があり、店頭にミュージック・マガジンがごっそり並べられていた。古い号に以前から読みたい記事があったなー、と探してみると、あっさり見つけることができた。92年5月号掲載の、「活況はホンモノ! 米ローカルシーン」と題した、関口弘氏によるアメリカン・ソウル・スパイダースとスーパー・スナッズ、初の米ツアー同行記である(シアトル、ニューヨーク)。アメリカでのライブの様子、興味深く読むことができた。あ、あとその中にサブ・ポップのシングルズ・クラブの話(簡単にいえば会費を先に納め、あとから7インチシングルが送られてくる)が出てくるのだけど、こういう仕組みって、もはやなりたたないのだろうか。制作費分の会費を集めるのが大変とか流通外なので大きく拡がりようがないなどの問題があるのかも知れないけど、中間マージンもとられないし、先払いだと資金回収もスムーズな気がしないでもない。ターゲットアースやニードルレコードがそういうのをやってたら入るかな。
他のページもツラツラ読む。この頃(92年5月)、実際に聴いてたのは、XTCのノンサッチや、ポニーキャニオンから出たポール・ウェラーのソロだった。