夕食をとりながら妻と「賽銭の行方」について話す。宗教法人は営利の追求が目的ではないはずだが、賽銭開きなどの報道を見ると銀行員が大挙して数えている。ということは、お得意様なのだろう。利息はつくのかな? 賽銭自体は課税の対象にならなくとも、(多分)そこから支払われる人件費などは源泉徴収の対象になるはずだし、いや、そういった人件費とか昇給・査定自体、どういったシステムなのか。また、場所によっては本堂など施設の修繕・維持費、その他経費を差し引いても、莫大な利益が得られるところもあるだろう。
支払う側にしてみれば「経費を寄付」するのではなく、「神様へのお布施」というニュアンスで「現金」を投じていると思う。だったら、キャンプファイヤーみたいに燃えさかる火の櫓を賽銭箱がわりにしたらどうなのか。神へのお布施感は大幅にアップする。しかし貨幣損傷等取締法に問われるのか、宗教行為ということで違法性が阻却されるのか? 賽銭箱にいつも5円しか投じない無神論者のクセに何を考えているのだろう。