リストラに伴う転籍拒否では、セガの「仕事を与えず部屋に隔離」が知られている。窓もない部屋で私物も持ち込み禁止、ただただジッと時間が過ぎるのを待つだけというのは確実に拷問。しかし、上記ファンケルの「仕事は読書、成果も問わず、レポートも不必要」というのは一見悪くない、とも思える。読み切れてない本もいっぱいあるしなー。けれど、「自宅でひとり」ではなく、他の人たちが普通に働いている中で、さらし者のようにされたのではそうはいかない。まわりとの関係の中で自分の存在を確認する、という事もあり、結局はこれも拷問だ。そんな仕打ちをされたらとっとと止めりゃーいいじゃないか、といっても、家族や子供など、「守るべきものがある、自分が我慢する以外にない」と、真面目で責任感がある人に限って、思い切ることができないだろう。そして悪循環に陥る。つらい。