CDショップ=駄菓子屋?

昼休み、本屋でポール・ウェラーが表紙の雑誌を立ち読み(ミュージック・マガジンではない)。御大は「今でもCDショップに行くのですか?」という問いに、「僕にとってのCDショップは、子供にとっての駄菓子屋みたいなものだよ(つまり今でもしょっちゅう行く)」と答えていた。
その後、ディスクユニオンお茶の水ロック館へ。ジョー・ミークのボックスセットASIN:B0001WPSHW)がドドーンと並べられており、ものすごく惹かれる。その他、ロキシー・ミュージックの紙ジャケ再発とかイアン・ゴムの紙ジャケ再発などなどみて、まだ買ってないなーと考え込むうちに、なんとなく焼き直しでお茶を濁され搾取されてるような気分になり(完全に妄想)、結局何も買わずにお茶の水駅前店へ。本当は、大江慎也花田裕之の「ORIGIN DUO」(ASIN:B000AA7D7I)を買うつもりだったのだ。そして目的の品を手に取り1Fを見渡すと、リザードの「東京ROCKERS '79(完全盤)」も出ていたので、少し考え、しかし一緒にレジへ。2Fにあがり中古盤を見ていたら、ウェラーの新譜「AS IS NOW」が流れだした。これが思いのほかかっこよく、お茶濁し感もゼロな気がしたので買う。やけになってギャング・オブ・フォーの「RETURN THE GIFT」(ASIN:B000AHQFIO)も買う(これも新作だが、セルフカバー&リミックスの2枚組でやや中途半端な感じがしないでもない)。
現在のポール・ウェラーにとっては、可処分所得のレベル的も「子供にとっての駄菓子=自分にとってのCD」なのかも知れないが、私の場合は全くそうではないので、しばらく慎ましやかに過ごさねばならぬ。
夜、ORIGIN DUOに付属のDVDを観たら、かなりグっときた。