昼前に羽田に着くように家を出る。空港のカウンターでチケットを受け取り、福岡へ(手荷物検査の際、うっかりキーホルダーについてたビクトリノックスのナイフをはずし忘れていて手間取る。失態)。午後2時過ぎに到着。まずホテルにチェックインして(福岡は空港と市内が近くて便利)、地下鉄に乗って天神駅で下車、親不孝通り(現在は「親富孝」と改名されている)に向かう。が、駅からの道がよくわからん。靴磨きのおじさんに聞き、それらしき方向を教えてもらう。なんとか見つけ、ライブ会場前で予約してあったチケットを受け取り、まだ開場まで時間があるのでメシを食うことに。メシを食うといえば、メシ喰うな。この日はミチロウ氏のライブも近くであって、ドラム担当のクハラカズユキが歩いているのをみかける。もとい、色々探したがメシを食う適当なところがなく、会場近くのラーメン屋でランチセットを食す。で、ライブ会場に戻り、CDなどを買い、ライブを堪能。大きさはレッドクロスくらいか? この日はRKB毎日放送制作の「中村昭二ドキュメント」撮影のため(「MOVE 2004」で10/17に放映とか)テレビカメラが入っており、一緒にいったトル氏は最遠方からの参加者ということで何度も取材される。
終演後、まだ8時前。なので天神からは少し離れているが、西新というところにあるヤキトリ・ルースターズに行くことに。ルースターズなどの音楽を聴きながらうまい焼き鳥が食べられるという店なのだ。場所がよくわからないのでタクシーでいったのだが、運転手さんもわからず迷いに迷い、8時半頃に着く。店内は貴重なルースターズのポスターやらサインやらでいっぱい。BGMは当然、サンハウスルースターズなどなどなど。焼き鳥もうまい。おすすめメニューはホルモン・オールスターズ。しかしエビスビール1杯弱で地蔵化。
10時過ぎ、まだ時間があるので天神に戻り、今度はサンハウスUNの名ドラマー坂田“鬼平”紳一氏が店長をつとめるミュージック・バー、「ジューク・ジョイント」に向かう。店内のDJブース(アンジーの中谷ブースカ作とか)前の席にすわる。この店のプロデューサーでもある、ジューク・レコード店長、松本“Kinky”康氏がレコードをかけている。気軽に「リクエストに応えるよ」と声をかけて下さる。なので(店内にポスターがあったことから)、The Whoの「恋のピンチヒッター」をリクエストする。しばらくして(“Kinky”康氏なのだから)、Kinksにすればよかったかと思い直し、それもリクエスト。松本氏も横浜までThe Whoを観にいったとか。遠くから来たことを伝えると、「これ読んだ?」と「ロック画報」を持ってきてくださったり、気遣いに恐縮。ミュージック・ステディからミュージック・マガジンとか日本ロック大系などなどなど、松本氏の書いたサンハウスキンクス関係のものは結構読んでるのだ。また鬼平氏に飲み物をサーブしてもらったり灰皿を取り替えてもらったりするのもガチガチだ。けど握手してもらった。
というか、まず店内に入ってビックリしたのが、奥の席にARBの凌がいたことだ! ARBの人、ヒキが強すぎ! しかも、一郎が歌う「Tokyo Cityは風だらけ」を聴いた直後。超微妙。DVD「LOCUS visualize 1998-2004 ARB LIVE BEST」(ASIN:B0002Q2KGY)発売イベントで博多に来ていたらしい。凌氏の大ファンふくじゅさんは固まっている。そりゃそうか。で、ここではハーパー3分の1くらいで撃沈。しかし、帰り間際の凌にも握手してもらう。しばらく後、我々も店を後に。松本氏も鬼平氏もとてもデカく(鮎川氏と3人並ぶとさぞ壮観だろう)、心もデカい。とても幸せな時間だった(大部分寝てたけど)。
そして1時頃ホテルに戻り、寝る。