GROOVIES Tシャツ

7時まで寝てよかったはずだったが結局6時に目覚め、すると案の定スケジュールが早まったとかで6時半から仕事がはじまる。しかし、量はそれほど多くない。
で、午前中にほぼ一段落、あとは夕方6時くらいまでフリーになる。はじめてだ!
ホテル内のジム(なんてものがあるのに気がつかなかった)で少し遊んだ後、出掛けることに。同僚達は近辺を散策するとのことだったが、せっかくなので一人レコ屋をチェックすることに(バカ)。8氏に教えていただいた店はホテルから約15キロ、車で10分くらいなのでどうやって行ったものかと思ったが、それほど時間があるわけでもないので取りあえずタクシーで向かう。タクシーの運転手、やや迷って結局20分くらいかかって目的地に着く。「Rocks Off RPM」というところ。店内の様子はこんな感じ。全体的にレコより洋服の占めるスペースの方が多い。しかし、片隅に追いやられてる(?)ものの、広々としており(矛盾した表現ですが)、特に7inch、LPがいっぱい。「KILLED BY DEATH」や「BLOOD STAINS..」などのシリーズも多く、CDはとても少ない。事前にチェックしたところ、その近くに「Underground Sounds」という店もあるらしく、そっちの方がなんとなく期待できそうだったので短時間で済ます。一応「PSYCHOTIC YOUTH」と「QUEERS」のCDを買う。
で、店を出て同じ通り沿いにあるはずの「Underground Sounds」を探すが、Webに書かれていた住所の近辺には全く見当たらない。仕方がないのでその辺にあった楽器屋のオヤジに聞くと、「3年前にツブれたよ!」との事だった。がっくし。「中古レコ探してるんだったら、この先にもあるぞ」といわれ、トボトボと向かうが、警備が厳重な割には何もなし。で、「レコ屋が2軒もある(あった)んだから、まだ他にもあるかな?」と通りをずっと歩いてみる。その後さらに2軒ほど見つけたが、ディキシーランド・ジャズの専門店や、カセットテープ中心の店などで、特に収穫はなし。仕方がない、またタクシー捕まえて帰るか、と、適当に通り沿いを歩く……が、タクシーが全く通りかからない。気付いたら今どこにいるのか全くわからなくなっていた。ちょっとヤバいかなと思い、取りあえずミシシッピ川方面に向かう。が、さらに町並みが荒れてゆく。コワそうなところを抜け、なんとか川沿いにたどり着くが、相変わらずタクシーは通りかからない。仕方がないので延々と歩く。日差しがメチャ強く、クラクラする。しかも、港湾業者のトラックばかりがガンガン通り、ちょっと危険。で、結局1時間以上かけて、徒歩でホテルに戻る。滝のようにかいた汗が固まって、塩になっていた。学生時代、引越しのアルバイトをして以来だ。昼飯を食うのを忘れてた。ま、いいか。
そして、6時から夜9時くらいまで仕事の続きがあり、ようやくアメリカでの作業が終わる。ふー。緊張が解け、疲れがドっとでる。
10時近く、最後の夜だしライブでも、ということで、スケジュールを確認してあったライブハウス「The Howlin' Wolf」に向かうが、やってない! 仕方がないので飯でも、と探すが、10時を過ぎると軒並み閉店……。去年の悪夢が蘇る、最終日、やっと仕事が終わって外へ食べに行ったが、結局開いてるのは24時間営業のマクドナルドだけだった、という。が、今年はそんな事にはならず、軽食もとれるバーでガンボにありつけた。上品な味だったけど。さらにその後、ライブを見られなかった屈辱を晴らすべくライブスポットが密集した歓楽地であるバーボンストリートに向かい、JBやストーンズをカバーしているバンドを見ながら飲む。飲むつもりはなかったのだが、「コーラ」を頼んだら「Coors Light」が出てきたので仕方なく飲む。で、当然のように地蔵化。店員に怒られる。それでなくても眠いんですよ、寝てないんですよ……。通じないが。深夜1時過ぎ、ホテルに戻る。明日朝早いので、結局寝ないで帰り支度だな。3回くらい、荷物をまとめる前に寝そうになるが、こらえる。