ビートサウンドの第2号を買い、あー、こんなシステム欲しいなーと妄想を膨らませる。小学生の頃、電化製品のカタログをみるのが好きだった。タダだし。繁華街に出ては大層なラジオやステレオのカタログを集め、眺めていたものだ。そういえば、それらを一杯抱えて歩いていたら、高校生の集団にカツアゲされたことがある。金持ちの子供にでも見えたのだろうか。実際は、財布の中には100円すら入っていなかった。「ホントに金持ってないのかどうか確かめるから、ピョンピョン跳びはねてみろ」といわれたが、いくらジャンプしてみても、小銭の音なんてしないのだ、妄想専門だから。アレは屈辱だったが、本当にお金は持ってなかったし、替わりに取れるものも何一つ持っていなかったので、安心感と、「バカだなー、オレなんかに声かけて」という気持ちが入り交じり、妙な気持ちがした。
そんな風に集めていたカタログだが、都合のいい事しか書いてないから、いくら読んでも妄想のサカナ以外にはほとんど役に立つことがなかった。
ところで腰の痛みが取れない。仰向けに寝ると痛くて、横向きになるのだけど、寝返りを打つたびに目を覚ましてしまう。