ライブ

吉祥寺スターパインズカフェTHE SHAKESの12年振りというライブ、「MEET AGAIN」を観に行く。
オープニング・アクトはめおと楽団ジギジギという聴いたことがないユニットだったが、元東京おとぼけCatsの人と知りちょっとビックリする。そして、「おでこ」でピアニカを弾く(しかも「男はつらいよ」の主題歌)のをみて、さらにビックリする。
そしてシェイクス。ザ、シェイクス。85年に配られたデモテープをもらったり、86年に出たファーストアルバムは出てすぐに買って愛聴していたにも関わらず、タイミングのせいかライブを観るのは初めて。ああ、本物の「ロックンロールバンド」だった。
確か陣内孝則が、「東京のバンドだったら、ライブ後のセッションは『ジョニーBグッド』、博多の場合は『ルート66』か『モジョ・ウォーキン』」といってたと思うのだけど、そしてシェイクスは東京(ですよね?)のバンドにも関わらず、この日予定してなかった2回目のアンコールはぶっつけ本番で『ルート66』。最後の最後は、再会に寄せたメッセージに即興で曲をつけて唄う。オトート氏がアニキの手元を見ながらキーを確認し、しかもどんどん拡げてゆくのがよかった。マイペースでいいから活動を続けて欲しいものです。しかし、本物のロックンロールバンドが活躍する場は、方法は、と考えはじめると、暗澹たる気分になる今日この頃。