accelerate vol.01

本当に心から楽しみにしていたライブ。行く前はこれでソールドアウトにならなきゃウソだと思っていたが、いざ会場に入るとあまりの人の多さにクラクラする。いや、いいことなんですが。
一番手がBRIGHTLINER、1曲目は(多分)企画名と同じ「ACCELERATOR」、疾走感があってこれ以上はないはじまりに思える。しかしラストの「ROCK'N ROLL DAYS」(この曲大好きだ)まで、会場の温度は低く感じられる。音源が出て以降のライブだと、またリアクションが変わるのか。REGISTRATORS後期から著しく乖離しているわけでもなく、個人的にはむしろ瑞々しさを失わずに進化・深化していると思うのだが。
続いてLIQUID SCREEN。ものすごく緻密なアレンジの曲を恐ろしい勢いで演奏。「関西では全然受けない」といってたが、本当ならば、これももったいなさすぎる。途中の「メンバー紹介をします。ドラム、ダグラム!」(え、一人だけ? しかもダグラムって……)といったMC含め、センスの結実のしかたが尋常ではない。来年にはTime Bombからアルバムが出るそうで、楽しみです。特に終盤の曲に煽られる。
そして最後がFirestarter。先日の(客席含め)緊張感に満ちたスタートとは違い、久々の「こんばんは、○○です」からはじまるリラックスした演奏……では全くなく、1曲目の「Destroy All Radios」から、もうFirestarterとしかいいようがないパフォーマンスにうたれる。日本語の違和感など最早まるで感じない。後半は「Bop All Away」から、英語詞のままの曲が続く。「Keen Rection」などは何度も何度も聴いたので、唄われる意味を含めアタマに叩き込まれている、なので新曲と共存しても胸にくる感じは変わらず、ビリビリしびれる。
BRIGHTLINER LIQUID SCREEN FIRESTARTER