9.11

  • 吉田戦車の漫画で「久しぶりに弱音でもはいてみるかな」という先生の話があったが、久しぶりに泣いてみるかなと「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(ISBN:4594049664)を読んでみる。が、泣こうと思って読んで泣けるものではない。というより、いわゆる泣ける本ではない。連載を読んだときはヤバかったのだが。逆に、小学生の頃のエピソード(○離)で、久しぶりに声を出して笑ってしまった。「笑ってもらおうとも思ってない」とのことだが。でもいい本です。満足。そういえば本を読んで泣いたことなんてあっただろうか。唯一覚えているのは、吉田ルイ子の「ハーレムの熱い日々」(ISBN:4061340999)か。電車で立ち読みしていて、嗚咽を漏らしそうになった。今読むとどうかわからない。
  • あまりに熱い書評に惹かれ、「9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言」(ISBN:4163674306)を予約。
  • 雨が小降りになるのを見計らい、投票へ。
  • 予測はしていたものの、選挙速報をみて脱力する。
  • セックスの「無力のかけら」という唄が脳内で鳴り響く。