CARBON NATURAL NUMBER EIGHT

  • ライブ「TREEBERRYS BAND JACK Vol.20000」(新宿JAM

に、行く。
トップ、ROCKBOTTOM。先日はこうじ氏がセンターだったがこの日は稲垣氏。こうじ氏の唄った新曲(?)はみな最高。イナ氏はまたヴァイオリン奏法やスイッチング奏法を披露していたが、抑え気味(?)で特に壊さず。それにしてもいい曲ばかりだった。繰り返す。
続いてHIGHVOX。Dr.はthe GIMMIESの人がヘルプ。激情のロックンロール。
そしてPLAYMATES。セイ氏のギターは、いつものグレッチではなくストラト。しかしアームは使う。ストラトにした理由はSB氏の調査によると「(グレッチは)重いから」だとか。いや、あと「(音を)思考中」とも。ストラトの音作りって、難しい気がするなー、エフェクターを複数使うと……。でもジャングルビートの曲だとバディ・ホリーみたいでかっこいいっす。ようやくTARGET EARTHから出た7インチが買えた。
ラス前は企画者TREEBERRYS
曲は先日のSHAKESの時とほとんど同じだろうか、イナ氏の唄はもちろん、ワタ氏の体丸ごとヴィブラートするようなギター、特に「Turning Point」で堪能できました。
「Bad To Love Her」が「バケラッタ」に聴こえるのは僕だけだろう、序破急
最後はゲスト、また見られるとは思わなかったSADDLES。イナ氏は「3回目のアンコール」といってたが、渋公で解散かと思ったらEZA有明でワン・モア・パーティーがあった、みたいな。ルイ氏のヴォーカルは狂気を湛えていて本当にすごい。遠藤氏のテレキャスの音は熱く乾いていて素晴らしい。リプレイスメンツの「Can't Hardly Wait」に涙。また見ることはできるのだろうか。Can't Hardly Wait、Can't Hardly Wait。サドルズ最高。


物販で前述の通りプレイメイツの7インチと、「LAST WAVE」ジン、NEEDLE RECORDSのオムニバス盤「CARBON NATURAL #8 / KING SIZE NEEDLE」を買う。FRANTIC STUFFSとKEEN MONKEY WORKとTHE KNOCKS、THE SNEEZE、WARMED OVER BANDが各2曲ずつ収録されたこのCD、ジャケットはあっさりしたシンプルな作りだが、中身は想像以上に恐るべき代物だった。
腑抜けた脳天が叩き割られ沸騰した脳漿が渦を巻くサウンド
「CLASHの"I FOUGHT THE LAW"のグルーヴは素晴らしい」といった山下達郎が聴いても度肝を抜かれること必至。極めて真摯に作られたパンクロック。
ちなみに8曲目のKMW「EMPTY OF HAM」、正しくは「EMPTY OF HARM」だとか。アルバムが「SLOW PORK」だったからハムと思ったのは僕だけだろう、小田急!(意味なし)