「社会調査のウソ」(ISBN:4166601105)が面白かった谷岡一郎の本、を、買う。「環境犯罪学」とあるが、犯罪者にならないため/作らないための「教育」などという説教じみた本ではなく、犯罪がおきにくい(地球レベルではない)環境をいかに作るか、という社会学的な話。例えば強盗が襲いにくいコンビニのレジの位置とか、公園の前の道を「わざと」狭くして車が徐行せざるを得ないようにし、ドライバーに「公園を監視」させて安全を確保する(!)とか、「夏は冬より犯罪が多い」「コンビニの近くの家は窃盗にあいやすい」など、面白い話がいっぱい。