ヒトは普通、意識して呼吸したりしないものだ。その辺は自律神経が勝手にやってくれるというか。勝手にやる、といえば、習慣化していて無意識のうちに事をすませるようなものもある。例えば、家を出るときドアを閉めると共に鍵をかけるとか。あまり意識せずに閉めているものだから、しばらくして「アレ? 鍵かけたっけ?」と気になったりする。
さて本題。最近、「あ、オレ、相当ヤバイ!」と思うことがある。家に帰ってきて玄関の前で、定期を出してしまうのである(!)。自動改札の前に立ったときに定期入れを出すのは、何の問題もない真っ当な行為だ。しかし、「閉まっているものを開けるのは定期」っつー無意識下の意識のせいで、玄関のドアを開けようと定期を出すのは、相当ヤバい気がする。鍵を出せよ! 「ヒトとして、終わりに近づいてるのかしらん」と、思わずにいられない。しかしなぜか改札の前で鍵を出した事はない。帰宅は乗り継ぎ感覚なのかな?
あと、近々やらかしそうで非常に恐れているのは、コンビニで買い物し、会計を済ませてお釣りとレシートを受け取るときに、「ごちそうさま」といってしまうことである。仮に温めてもらった弁当を受け取るときだとしても、「まだ食ってねーじゃねーか!」って事になるわけで、コレをやらかしたらしばらく立ち直れそうにない。コンビニに行く度に、ビクビクしてしまう今日この頃。いっその事、食事のあとにいう「ごちそうさま」を、「ども」とかに変えればいいんだろうか。コンビニでも「ども」という分には何の問題もない。しかし、メシのあとに「ども」っていうのは、かなりまずいな。「うまかったっす」はどうか。これならレジのお兄さんも、「レジ打ち」「客さばき」「袋詰め」が「うまかった」と認識してはくれまいか? ただのおかしな客ですよねー、やっぱし。「食後」と「レジ後」、共通で使える便利な言葉はないかなあ。まあ、ボーっとしてんじゃねえよ、シャキっとせい、って話なんですが。玄関はカードロックに変えて、それを定期入れに入れておくとかね(ありえない)。