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御節の残りを食べながら、テレビで映画など観る。まず「ウォーターボーイズ」を途中から。竹中直人がやり過ぎ、誰も抑えられないのか。なんちゃってディカプリオはまあ好演だと思う。矢口史靖監督の映画は「ひみつの花園」も観たけど、いまひとつ笑えないです。でもなんとなく憎めないのですが。
続いてクリント・イーストウッド監督の「真夜中のサバナ」（ASIN:B00005HC7G）。カイザー・ソゼ（ケビン・スペーシー）が出ている映画は外れが少ないような気がするのですが、なかなか面白かったです。映画館で観ていたら、淡々とした描写が退屈に感じられたかも知れませんが。一見普通なようでいて、微妙に狂っている感じがよかった。我々も狂った街に住んでいる。
最後はビデオを観る、噂の名画「美少女プロレス 失神10秒前」（ASIN:B00005FCJA）。「ビーバップ・ハイスクール」の那須博之監督作（'84）、キチンとピンク映画だし、大学を舞台にしたプロレスの場面も説得力あり。単にスポーツものとしても、「ウォーターボーイズ」よりよっぽど面白かった。通俗の王道。